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PassPicker v2.0リリース!完璧なパスワード入力ツールになりました。

PassPickerをv2.0.0にアップデートしました。

なぜ前回これを実装しておかなかったのかということですが、とにかく完璧になりました。

ウィンドウ自動関連付け:選択パネルをスキップできるようになりました

一番大きい変更がこれです。

パスワードを一度選択すると、そのウィンドウ(プロセス名+タイトル)と自動で紐付きます。

次に同じウィンドウでCtrl+Alt+Pを押すと、選択パネルが出ずにそのまま入力されます。毎回リストから選ぶ手間がなくなりました。

つまり、最近のブラウザがURLを覚えて自動にゅうりょくしてくれるやつの、ウィンドウ全て版。ブラウザだけじゃなくてあらゆるパスワード入力を覚えます。
たとえばGmailのログイン画面で一度パスワードを選べば、次からはホットキー一発で入力完了です。Slackも、社内ツールも、全部同じです。

「このウィンドウにはこのパスワード」を覚えてくれます。

(これはおまけ)文字送信方式を根本から変えました

v1では keybd_event + VkKeyScan という方式でキー入力をシミュレートしていました。

この方式はキーボードレイアウトに依存します。英語キーボードと日本語キーボードで記号の配置が違うので、環境によっては文字が化けたり消えたりしていました。

v2.0.0では SendInput + Unicode方式に全面変更しました。

キーボードレイアウトに一切依存しなくなりました。どんな記号が含まれるパスワードでも、そのまま正確に入力されます。

あと、AttachThreadInput も削除しています。これはバックグラウンドプロセスから呼ぶと入力システム自体を壊す可能性がある危ないAPIで、前から気になっていました。今回のリファクタリングでようやく消せました。

(これもおまけ)修飾キー残留問題の修正

v1で地味に厄介だったのがこれです。

Ctrl+Alt+Pでホットキーを押した後、CtrlやAltが「押しっぱなし」になることがありました。パスワード入力後にCtrlが残っていると、次のキー操作が全部ショートカット扱いになります。文字を打とうとしたらCtrl+Cでコピーされたり、Ctrl+Wでタブが閉じたり。

v2.0.0では、パスワード入力前に全修飾キー(Ctrl・Alt・Shift・Win)を強制解放するようにしました。

これでホットキー操作後の「キーが残る」現象は起きなくなりました。

アップデート方法

GitHubのリリースページから最新のインストーラーをダウンロードして、そのまま上書きインストールするだけです。既存のパスワードデータはそのまま引き継がれます。
ダウンロードはこちら(GitHub)

まだインストールしていない方はこちら
インストールはこちら:パスワード爆速入力ツール「PassPicker」リリースしました!

まとめ

確実に便利なので、早くアップロードしてくださいね!

  • ウィンドウ自動関連付け:一度選んだパスワードを覚えて、次回から即入力
  • SendInput + Unicode方式:キーボードレイアウト依存を排除、文字化け・消失を解消
  • 修飾キー強制解放:ホットキー後のキー残留問題を修正

使い勝手と安定性の両方が上がった、実質メジャーアップデートです。

Author

松原 潤

松原 潤

官公庁→大手向けITコンサル→SIer→中小企業向けITコンサルを経験。 現在はAIコミュニティ「AI LIFE」を運営しつつ、DX/業務改善、CRM・Web・データ活用を支援。 生成AIと自動化で“売上アップ×工数削減”を実現するのが得意です。